木材の種類、特徴、用途
■ 用途別
● 床柱材
床柱は、部屋を統一し秩序を保つ重要な役目を担うため、本格的な書院造りの床の間には太さが柱の1割増の角柱、現代的な要素・優しさのある床の間には絞丸太・出絞丸太といったように、真行草それぞれに適応した趣の表現が大事です。
また、変木といって、自然木の風合いをそのまま残した皮付の丸太や、表面に斑点加工を施した丸太など、「草」の床の間で利用される特徴的な丸太もあります。
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松角柱 (まつかくばしら) |
桑角柱 (くわかくばしら) |
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つつじ変木
(つつじへんぼく) |
松しゃれ
(まつしゃれ) |
むろ変木
(むろへんぼく) |

紋丸太(しぼりまるた)
天然絞は、自然の状態で表面全体に細かく波打った溝ができたものをいい、痩せた土地や日光の方向といった立地条件と樹齢に大きく左右されます。床柱に適するほどの材は希少価値が高いため、天然絞を模して作られた人造絞もあります。

出紋丸太(でしぼまるた)
表面がコブ状・波状にデコボコしたものをいい、立地条件とは関係無く親木の性質を受け継ぐため、さし木で繁殖されます。天然出絞は非常に珍しいため、床柱としては最高級品とされます。
● 床材
床板選びには、割れ・反り・ねじれ・縮みといった、後々起こりうる欠点を取り除くため、完全に乾燥した材木を使うことが最も重要です。また、強度・耐久性の観点からある程度の堅さを持ち、表面の杢目がダイナミックな模様を現わしているものが全体の調和を取りやすいと言えます。
● 天井板
柱などの直線で構成される和室の堅さに、やわらかさ・優しさを加え効果的に見せるのが、天井板の杢です。
杢とは、特に装飾性の高い美しい木目の紋様をもつものを指します。中板目は、中央が板目(木目が山形や不規則な波形などの曲がった線として出ている板材)で、両側が柾目(木目が樹心を通った断面に、狭い感覚で真っ直ぐな縦縞模様として出ている板材)に取れる板のこと。耳白は源平ともいい、中杢の中心材が赤く、左右両端の材が白いことから、源平の赤旗と白旗にみたてたものです。
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屋久杉
(やくすぎ) |
杉中板目
(すぎなかいため) |
杉杢
(すぎもく) |
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杉耳白
(すぎみみじろ) |
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● 造作材・土台・その他
造作材は見た目の美しさが重視されますが、特に門材料など外部造作材の場合は、耐久性の優れた木材であることが大事です。
日本特有の高温多湿という気候風土にあっては、外部造作材、そして土台(化粧土台)もまた、耐水性・耐湿性・耐久性を備えた木材の、青森ヒバや栗材が適しているといえます。
シロアリにも強い青森ヒバは、肌触りも良いため浴槽に使用するのもお勧めです。
栗材は、テーブル用材・濡れ縁材としても人気です。
【青森ヒバ・栗】
良質な原木丸太を取り寄せ弊社にて製材する「別挽き材」として、青森ヒバ・栗材を取り扱っております。
そのため、規格外のオーダーメイド品の製造、構造材・造作材・家具材等を同材でそろえたい場合など、お気軽にご相談ください。
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青森ヒバ
(あおもりひば) |
栗
(くり) |